Honey Hole(ハニーホール)を探して - その2 -
2021年08月23日 公開
早朝5時、一旦、我が家に集合し、全ての荷物を愛車に積み込み、一路、海岸沿いをポートダグラスまで北上。
そこから峠を越えて内陸部へ移動し、レイクフィールド方面への分岐点となるローラまで。別ルートもあるのが、日の出の時間帯、山道を走ると、カンガルーの飛び出しが多く、無用のトラブルを避けるため、一旦、海岸沿いを北上することにした。
レイクフィールド方面への分岐点となるローラに到着したのは、9時頃。
これから3日間のダートロード走行に備えるため、半分に減った車の燃料タンクを満タンにすべく、事前に調べておいたガソリンスタンド、「ローラ・ロードハウス」に立ち寄る。
給油の為、車をスタンドの脇に乗り入れると、給油メーターの上に、張り紙が。
「OUT OF ORDER」。


ネットで検索したときは、この周辺には、このガソリンスタンド、1軒だけだったはず。おまけに、先に止まっていた大型トラックのドライバーも給油することなく、トイレだけ使って、そそくさと出発する。
万事休す?
念のため、他にガソリンスタンドがあるかどうか確認しようと店に入ると、恰幅のいいおばさんが奥からでてきて、「もう2週間近く、壊れたままなのよ。でも、この先のジェネラルストアーで給油できるわよ。」と、親切に教えてくれる。
助かった。
教えてくれたジェネラルストアーで燃料タンクを満タンにし、ドライバーを交代。この先はWIFIの圏外となり、地図とGPSを頼りに、灌木の中に続くダートロードを走ることになる。

最初は、車が余裕ですれ違えるダートロードも、脇道に入る毎に道幅が狭くなる。
GPSでルートを確認しながら、車を進めていくが、主な分岐点には、ルート案内板が設置され、迷うことなく、順調に距離を稼げる。今回予定していたルートの最奥部にあるブラウンクリークまで、その日の内に問題なく辿り着けそうだ。
途中、ブッシュの中に続く轍を見つけ、その先に、川が走っているだろうことを思わせる緑の濃い茂みが続いているので、その轍に沿って、ブッシュの中に車を乗り入れる。車を降り、ブッシュを掻き分け、茂みの中に入るとすぐ、案の定、川を発見。
早速、その川で、釣りを始めることにする。
川幅が思っていた以上に広く、水の流れがなく、水の溜まった大きなプールが、点在する。10分ほどキャストしてみるが、反応なし。
対岸にマングローブのオーバーハングがあり、その下が、いく分、深くなっていそうなポイントを発見。キャストして、ルアーが届くかどうか、ぎりぎりの距離。水際に立てば、なんとか届きそうだが、そうはいかない。なにせ、クロコダイルが、いたることろに身を潜めているエリアだ。キャスティングにしろ、ランディングにしろ、水際には近づかないのが、このレイクフィールドでの釣りのルール。
2、3投して、ようやく思ったところにルアーが入る。
ボトムまで落とし、ゆっくりリトリーブするとすぐ、60センチほどのバラマンディが、体を反転してルアーにバイト。
ミスバイト。
そこから、10分ほど、何度もキャスティングするが、バイトはあるものの、ミスバイトばかり。サイズの違うバラマンディ、3匹ほどに遊ばれる。
速いテンポでランガンし、川の様子を確認することを優先したかったので、粘ることなく移動。
そこから30分ほど、川に沿って移動するが、水量が少なく、浅い水深のプールばかりで、魚のいそうなめぼしいポイントが見つからず、場所を移動することにする。別行動をとっていた釣友Kも同意見。
※この時、何気に、別行動となってしまったが、念のため、トランシーバーを携行していたのは、よかった。最初は、トランシーバーなんて要らんだろうと思っていたが、思い思いの場所で、好きなだけ釣りを楽しんでいると、ついつい、ブッシュの中で別行動になってしまう。案の定、場所をロスとしてしまうこともあったが、トランシーバーで連絡を取り合っていると、すぐに落ち合うことができた。こういった場所で釣りをする時は、トランシーバーは、必携だな。
その後、ブラウンクリークとビザントリバーの、それぞれのボートランプをチェックして、その後、ノーマンビーリバー方面へ移動。移動中、2ヶ所ほど、川岸を歩きながら釣りをしてみるが、めぼしいポイントが見つからず。
夕方5時頃、ノーマンビーリバー沿いにいくつかあるキャンプ場の内の一つに車を止め、キャンプ地とする。
暗くなるまで、まだ時間があったので、目の前の川で釣りをしていると、岸から10メートルほどの水面に2メートル程のクロコダイルが浮いているのを発見。「水際には近づくな。」という、このエリアでの釣りのルールを実感。
テント設営後、キンキンに冷えたビールを胃に流し込む。
満天の空に輝く星を眺めながら、オッサン2人の、アウトバックでの夜が更けていく。しかし、周りに明かりが全くないので、星が奇麗なこと、この上ない。



この日の様子は、釣友KのYOTUBEで確認できます。
- つづく -
そこから峠を越えて内陸部へ移動し、レイクフィールド方面への分岐点となるローラまで。別ルートもあるのが、日の出の時間帯、山道を走ると、カンガルーの飛び出しが多く、無用のトラブルを避けるため、一旦、海岸沿いを北上することにした。
レイクフィールド方面への分岐点となるローラに到着したのは、9時頃。
これから3日間のダートロード走行に備えるため、半分に減った車の燃料タンクを満タンにすべく、事前に調べておいたガソリンスタンド、「ローラ・ロードハウス」に立ち寄る。
給油の為、車をスタンドの脇に乗り入れると、給油メーターの上に、張り紙が。
「OUT OF ORDER」。


ネットで検索したときは、この周辺には、このガソリンスタンド、1軒だけだったはず。おまけに、先に止まっていた大型トラックのドライバーも給油することなく、トイレだけ使って、そそくさと出発する。
万事休す?
念のため、他にガソリンスタンドがあるかどうか確認しようと店に入ると、恰幅のいいおばさんが奥からでてきて、「もう2週間近く、壊れたままなのよ。でも、この先のジェネラルストアーで給油できるわよ。」と、親切に教えてくれる。
助かった。
教えてくれたジェネラルストアーで燃料タンクを満タンにし、ドライバーを交代。この先はWIFIの圏外となり、地図とGPSを頼りに、灌木の中に続くダートロードを走ることになる。

最初は、車が余裕ですれ違えるダートロードも、脇道に入る毎に道幅が狭くなる。
GPSでルートを確認しながら、車を進めていくが、主な分岐点には、ルート案内板が設置され、迷うことなく、順調に距離を稼げる。今回予定していたルートの最奥部にあるブラウンクリークまで、その日の内に問題なく辿り着けそうだ。
途中、ブッシュの中に続く轍を見つけ、その先に、川が走っているだろうことを思わせる緑の濃い茂みが続いているので、その轍に沿って、ブッシュの中に車を乗り入れる。車を降り、ブッシュを掻き分け、茂みの中に入るとすぐ、案の定、川を発見。
早速、その川で、釣りを始めることにする。
川幅が思っていた以上に広く、水の流れがなく、水の溜まった大きなプールが、点在する。10分ほどキャストしてみるが、反応なし。
対岸にマングローブのオーバーハングがあり、その下が、いく分、深くなっていそうなポイントを発見。キャストして、ルアーが届くかどうか、ぎりぎりの距離。水際に立てば、なんとか届きそうだが、そうはいかない。なにせ、クロコダイルが、いたることろに身を潜めているエリアだ。キャスティングにしろ、ランディングにしろ、水際には近づかないのが、このレイクフィールドでの釣りのルール。
2、3投して、ようやく思ったところにルアーが入る。
ボトムまで落とし、ゆっくりリトリーブするとすぐ、60センチほどのバラマンディが、体を反転してルアーにバイト。
ミスバイト。
そこから、10分ほど、何度もキャスティングするが、バイトはあるものの、ミスバイトばかり。サイズの違うバラマンディ、3匹ほどに遊ばれる。
速いテンポでランガンし、川の様子を確認することを優先したかったので、粘ることなく移動。
そこから30分ほど、川に沿って移動するが、水量が少なく、浅い水深のプールばかりで、魚のいそうなめぼしいポイントが見つからず、場所を移動することにする。別行動をとっていた釣友Kも同意見。
※この時、何気に、別行動となってしまったが、念のため、トランシーバーを携行していたのは、よかった。最初は、トランシーバーなんて要らんだろうと思っていたが、思い思いの場所で、好きなだけ釣りを楽しんでいると、ついつい、ブッシュの中で別行動になってしまう。案の定、場所をロスとしてしまうこともあったが、トランシーバーで連絡を取り合っていると、すぐに落ち合うことができた。こういった場所で釣りをする時は、トランシーバーは、必携だな。
その後、ブラウンクリークとビザントリバーの、それぞれのボートランプをチェックして、その後、ノーマンビーリバー方面へ移動。移動中、2ヶ所ほど、川岸を歩きながら釣りをしてみるが、めぼしいポイントが見つからず。
夕方5時頃、ノーマンビーリバー沿いにいくつかあるキャンプ場の内の一つに車を止め、キャンプ地とする。
暗くなるまで、まだ時間があったので、目の前の川で釣りをしていると、岸から10メートルほどの水面に2メートル程のクロコダイルが浮いているのを発見。「水際には近づくな。」という、このエリアでの釣りのルールを実感。
テント設営後、キンキンに冷えたビールを胃に流し込む。
満天の空に輝く星を眺めながら、オッサン2人の、アウトバックでの夜が更けていく。しかし、周りに明かりが全くないので、星が奇麗なこと、この上ない。



この日の様子は、釣友KのYOTUBEで確認できます。
- つづく -