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Honey Hole(ハニーホール)を探して - その1-




ケアンズから、400キロ程北に移動したところに、レイクフィールド国立公園(Lakefield National Park)がある。

海岸は、プリンセスシャーロットベイと呼ばれる大きな入り江になっていて、そこに、ノースケネディーリバー、ビザントリバー、ノーマンビーリバー、マレットリバーの4つの河川が流れ込む。このプリンセスシャーロットベイの海岸部には、雨期の時期、広大なデルタが形成され、多量のプランクトンが発生し、それを餌とする魚の絶好の生息場所となる。

オーストラリア北部のフィッシングアイコンであるバラマンディも、その例外ではない。

その年のバラマンディの釣果は、シーズン前の雨期の雨量に比例すると言われるのは、この海岸部に形成されるデルタが、その餌となるプランクトンや小魚を、どれだけ多く養えるかに掛かっているからである。

このレイクフィールドは、ダートロードばかりの荒れ地で、12月から翌年5月までの雨期の時期はアクセスできなくなる。

雨期の後半、雨量の減少に伴って、各河川の周辺に広がっていたデルタは、少しづつ水位が下がり、氾濫原には、多くのビラボンが形成される。氾濫原を生活の場所にしていた魚たちは、水位の低下とともに川の本流部へ戻っていくが、逃げ遅れた魚は、このビラボンに取り残されることになる。

5月の終わりごろ、雨期が明け、車での入域が可能となれば、それを待ちわびていたアングラー達は、こぞって、このビラボンに取り残されたバラマンディをターゲットに、4WD車両にキャンプ道具と釣り道具を乗せ、釣り場に繰り出すのである。

今回、釣友Kを誘い、初めて、このレイクフィールドに出掛けることにした。

車が走れるダートロードを外れて、川の周囲に点在するビラボンを探しながら釣り歩くことになるので、地図とGPSは欠かせない。地図を購入し、ネット上で情報を収集しながら、「これは」、と思われるエリアに目星を付け、そこまでの距離や、移動時間を確認し、おおおまかなルートを設定、そのデーターをGPSに落としていく。


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今回は、初めての釣行なので、なるべく多くの釣り場にアクセスできるよう、ノースケネディーリバー、ビザントリバー、ノーマンビーリバーの3つの川にアクセスでき、しかも、幹線道路からなるべく遠いエリアを、キャンプ地に設定する。

出発は8月2日。

ダートロードからブッシュの中に車を乗り入れる場合もあるので、泥や、パウダーのような砂地にはまりこんでも抜け出せるよう、リカバリーボードとスコップを用意、スペアータイヤも、余分に1本、車に積み込む。

後は、3日間の分の食料と、キャンプ用具、それに釣り用のタックルを少しだけ追加し、いよいよ、出発となる。

- つづく -




バラマン爺(じい)
Posted byバラマン爺(じい)

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