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ブラックマーリン(1431ポンド、649キロ)




1週間ほど前、オーストラリア、グレートバリアリーフで釣れたブラックマーリン

ブラックマーリンとしては、公式記録でオールタックル部門で2番目のサイズ、1431ポンド(649キロ)。かなりデカイ。

ここにシェアした元記事は、(釣った魚を殺してしまうような)カジキ釣りに賛成か、反対か、意見を聞くためのABC放送というテレビ局のサイト。

この手の写真をSNSで公開すると、最近は、決まって「こんなデカイ魚を殺すな!!」という投稿が入って、そのサイトが炎上しかねない状況になる。

レクリエーションフィッシングのボートキャプテンとしては、自分の実績として、広く、アングラーに広めたいところだが、その方法を誤ると大変なことになるので、こういったインフォメーションを公開するチャンネルも限られる。

心情的に「大きな魚は(可哀想だから)殺しちゃダメ。」ってことかと思うのだが、オージーの知り合いが書き込んだ投稿が興味深かったので紹介しときます。

彼曰く「このタコ! 問題ねえョ。いつもキーボードの前に座ってるお前らだって、1キロサイズの黒鯛、食べてるだろ?カジキを殺して、どこが問題なの?」(これ、彼のキャラクターから、多分、実際にしゃべると、こんな感じでしゃべるんだろうなァと思って、かなり脚色してます、ゴメン。)

実際、ブラックマーリン(シロカジキ)がグランダーサイズ(1000ポンド、453キロ)まで成長するのに、10年~12年を要する。ところが、黒鯛だと、50センチのサイズになるまでには、13年以上掛る。簡単に言えば、「カジキを殺すなって言ってる連中は、それ以上長生きな黒鯛、喰ってねえのかよ!。」ってことですな。

サイズの大小と、命の重さとの間には、相関関係が無いかと。

実際のところ、ケアンズで、シーズン中、ギャフを打たれて殺されるカジキは、釣れたカジキの総数からすればごく僅か。多分、5%にも満たない数だと思う。殆どのボートで、「グランダー以上のサイズで、お客さんが望んだ場合」に限ってギャフを掛けてます。

グランダーサイズのマーリン、ケアンズでは、決して夢のサイズではありませんが、それを実際に手にするとなると、かなり難しい。

当然、1回の釣行で夢のサイズを手にすることができず、2シーズン、3シーズンと通うことになる。そこでようやく手にすることができる価値あるサイズなのですよ。

ちなみに、今まで、ケアンズでは1600ポンドサイズも釣れてますが、アングラーの希望でリリースしてます。


バラマン爺(じい)
Posted byバラマン爺(じい)

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