クイーンズランドグルーパー(タマカイ)
2015年11月03日 公開

前回のインドネシア釣行で釣れたこの魚。
オーストラリアではクイーンズランドグルーパー、日本ではタマカイと呼ばれる。
記録では400キロ以上になるらしいが、汽水域でも10キロ程度までならルアーで釣れる。
子供の頃は、この写真の様に、黄色の文様が入って綺麗だが、大きくなると、ごらんの通り。
絶滅危惧種らしいが、日本では、法規制はされていない。オーストラリアでは、法律でリリースすることが義務付けられている。
マレーシアかタイか、どこか、あの辺の国で、この魚の釣り堀があるらしい。
多分、食用に取ってきたものを、生かしておく生簀を使ってると思うが、東南アジアでも、沖縄の様に、珍しい魚になってしまうのも、時間の問題か?
この魚にまつわる、怖い話。(実話です)
以前、ケアンズの南、タウンズビルという街で、この魚を仕入れた魚屋が、販売用に解体していたら、お腹の中から、人の頭がでてきて、ニュースになったことがある。
もちろん、生きた人間を食べた訳ではないと思うが、その魚が獲れた付近で、漁師が行方不明になっていて、調べた結果、その漁師であることが判明。
たぶん、海に沈んだ死体を、飲み込んだんじゃないか、という話だった。
そのときは、フィッシュアンドチップスに、なかなか手が出せなかった。
