無理して出かけても、ロクなことがない
2012年04月28日 公開

昨日は、久しぶりのプライベート釣行。
潮周りは、午後4時を挟んで、満潮、干潮の潮位差が僅か数センチという、とてつもなく釣れなさそうな潮。
雨季の間、出かけようと思ったら、朝から雨が降っていたり、カミさんの言いつけで家の用事をおおせつかったりで、なかなかプライベートで出かけるチャンスもなく、確認してみたら、1月13日に出かけたきりでした。
マーレーコッド釣行では、多少、ロッドを振らせてもらいましたが、そこはそれ、仕事中の身ですから、思う存分ロッドを振るという訳にも行かず、かなりフラストレーションを溜め込んでおりました。
で、潮周りが悪いことも省みず、「魚は潮周りじゃなく、腕で釣るんだ。俺なら釣れる!!」と勝手に思い込み、前夜、せっせとサンドイッチを用意し、翌朝、起きたのが6:00。
どうしても無視できないお客さんからのメールを処理して、家を出たのが8:00。
ところが、出発する頃になって、生憎の小雨もよう。「天候じゃなく、腕だ。俺は釣れる!!」と勝手に言い聞かせ、車で40分。目的の川へ到着。
それから、ポイントを変え、ルアーを変え、川を下り、川を上り、あちこち動き回ってみるものの、小型のマングローブジャックが1回だけ、ルアーをぺロッと舐めてくれただけで、それ以外は、沈黙。
あまりの釣れなさに、キャスティングも荒くなり、マングローブにルアーを引っ掛けてしまう回数がかなり増えてしまい、それが尚更キャスティングの精度を狂わせるという悪循環。
そして2時頃。マングローブに引っ掛けたルアーを取ろうとして、ロッドを手荒に扱っていたのが運のつき、愛用のロッドが「ポキッ」ですわ。
ロッドティップの手前で折れてしまったので、まだ使えると思い、それから1時間ほど粘りましたが、ラインがロッドの割れ目に食い込むし、ますますキャスティングの精度は落ちるし、ついにギブアップ。
帰り道、釣具屋によって、新しいロッドを新調し、車に戻ってみると、車のライトがコウコウと照っているじゃないですか。途中、雨が降ってきたので、ライトを点けて走っていたのを忘れてました。
そこで恐る恐るキーを回してみたものの、イグニッションが動いてくれたのは1回こっきり。その後は、ウンともスンともいわなくなってしまいました。
しょうがないので、近くで働いているカミさんの車を調達し、カミさんからのブーイングを背中に受けながら、ケーブルを使ってエンジン始動。
魚は釣れないし、ロッドは折るし、車のバッテリーは上がるし、ロクなことがない、ひさしブリのプライベート釣行でした。
そうそう、釣をしてる最中、3メートル程のクロコダイルがバンクで甲羅干しをしていたのですが、お互い気がつかず、5メート程の距離になって、突然、大きな水しぶきを上げて水に潜っていったときには、さすがにびっくりしました。他にも2匹、2メートル程度のクロコダイルを見かけましたが、雨季の最中の増水で、クロコダイルがテリトリーを変えているのかもしれません。
みなさん、クロコダイルには、気をつけておくんなまし。
ちなみに、これが、今回購入したロッドです。「BARRA SPECIALIST」と書いてあります。バラマンディがいくらでも釣れそうです。
5フィート10インチ。今までのロッドより2インチ長くなりました。
今日、庭で振って見ましたが、この長さに慣れるのに、若干、時間がかかりそうです。
