やっぱ、魚の釣れるところに行かないと(マーレーコッドフィッシング)
2012年04月09日 公開

今回、御参加頂いた紅林さんですが、3日半の実釣日数で、釣果は次の通りでした。
1日目(半日) 3匹
2日目(終日) 9匹
3日目(終日) 13匹
4日目(3/4日) 6匹(内、ゴールデンパーチ1匹)
マーレーコッドだけで30匹。もちろん、オッサン(オレのこと)が釣り上げたコッドは勘定に入れておりません。
この釣果は、バスフィッシング歴25年のアングラーの紅林さんの腕に拠るところが大きいと思われますが、それ以外の要因として、やはり、ポイントに拠るところが大きいように思います。
弊社が利用するフィッシングロッジは、エマビルという村から15分程度の山中にあります。
このエマビルまではゴールドコースト空港から車で4時間、前日の夜に日本を出発すれば、翌日の午後には、フィッシングが楽しめる、アクセスしやすい場所にあります。
ロッジの目の前が大きなプール(淵)になっていて、もちろん、このプールでのフィッシングも楽しめますが、通常は、このフィッシングロッジをベースに、付近を流れるいくつかの川にアクセスし、マーレイコッドフィッシングを楽しみます。
このエマビル付近は、ニューイングランド地方でも、グレートディバイディングレンジに近く、インバレルやアッシュフォードといった同じニューイングランド地方のマーレイコッドのフィッシングエリアより極端に谷が深く、川までのアクセスが容易ではありません。それに私有地となる放牧地の中に川が流れていて、一般道から川へアクセスするためには、いくつもの私有地を通り抜け、川までアクセスできるルートを熟知しておく必要があります。
実際に参加して頂ければ解るかと思いますが、フィッシングポイントまでアクセスするためには、私有地のゲートを4~6箇所程度はクリアーするでしょうか。中には施錠されているゲートも当然あり、弊社ガイドは、鍵の所在も心得ています。

マーレイコッドのフィッシングガイドは、通常、このニューイングランド地方の中心地のひとつであるインバレルやアーミデールをベースにしている場合が多く、このエマビル付近まで足を伸ばすフィッシングガイドはほとんどいません。
弊社契約のフィッシングガイドは、このエマビル在住のローカルガイドで、付近の地理に詳しく、もちろん川が流れる私有地のオーナーとも良好な関係を保っています。
マーレイコッドのフィッシングシーズンは12月から4月までの5ヶ月間に限定されます。8月から11月末までは産卵期のため禁漁期間に指定されています。当然、この時季に私有地のオーナーの許可を取り、私有地の中に入って釣りをすることなど不可能です。
4月上旬のイースターホリデー辺りから気温もかなり下がり始め、初霜が降りる時季になります。従って、5月以降は、魚の活性が極端に低くなり釣果が望めなくなります。
12月から4月までの5ヶ月の間でも、1月、2月は比較的雨が多く、フィッシングには向きません。従って、マーレーコッドのフィッシングシーズンは、春と秋、年間3ヶ月程度しかないと言えます。
マーレイコッドは、釣り上げること自体はさほど難しくなく、このエリアではポピュラーなフィッシングの対象魚ですから、オーストラリア人が、わざわざガイドを雇って、私有地の奥深くにある釣り場まで足を運ぶということはありません。
そういった理由から、このフィッシングロッジ周辺の私有地内の釣り場は、アングラーのプレッシャーが少なく、マーレイコッドフィッシングにとっては最高のロケーションが保たれていると言えます。
ロッジの壁に貼られた数々のトロフィーフィッシュの写真が示すように、大物の実績も多いエリアです。コッドは、50年近くも生きると言われており、増水で流されることがなければ、殆ど、その生息域を変えませんから、タイミングさえ合えば、大物の期待できるエリアです。
ツアーの詳細等は、こちらで確認下さい。
マーレーコッドに興味のある方、御連絡、お待ちしています。



