マーレーコッドフィッシング 3泊4日 DAY3
2012年04月06日 公開
3日目。
この日も、当然、早朝のトップウォーターゲームから始めるが、紅林さんに3バイトあったもののフックアップせず、残念ながら、早朝に関してはノーフィッシュ。
昨晩の「昼食は食べなくてもいいから釣りしたい!!」という紅林さんのリクエスト通り、この日は、昼食代わりのフルーツやスナックをバックパックに詰めて、1日、川を釣り歩く作戦に。
そのときの話では、過去に2度、そのポイントで20キロクラスもランディングされているとのことで、オッサン(オレのこと)は、こころ密かに期するものがありました。
「オレが釣ってやる!」(完全に仕事のこと、忘れてます。ハイ。)
朝食後、その20キロクラスの実績もあるという、ロッジのある川とは別の川を目指し、私有地の施錠されたゲートをいくつも通り抜け、車で移動すること30分。
とある高台に車を停め、そこから急斜面を徒歩で下り、30分程で目的の川に到着。
川幅は、キャストすればルアーが十分対岸まで届く距離で、しかも川岸からまっすぐ4、5メートル程落ちこんでいるポイントが多く、それに加え、倒木や岩場も点在し、いかにも大型のコッドが潜んでいそうなポイントが多い。
それに、ドンの愛犬ジーナは、よく訓練されていて、対岸に間違って放り込んで引っ掛けてしまったルアーを、命令すれば、川に飛び込んで咥えて持ってきてくれるという、下手クソアングラーには夢のようなレトリーバー犬なのだ。(ウソ)
紅林さん、この日のファーストフィッシュは、最初のプールで、数投後にバイトしたこの7マルサイズ。

いい滑り出しでした。
ちなみに、このコッドの口元にぶら下がっているルアーは、ガイドのドンのハンドメイドルアーです。実は、彼、マーレイコッド用ルアーを販売用として製作しているルアービルダーです。
このルアー、確かにコッドが良く釣れます。アルミ製のビルが、水の抵抗で小刻みにフラッシングし、スピナーベイトのブレードと同じようなアピール効果があるように思います。
その後、順調に数を重ねて行きましたが、この川、釣れそうなプールが、殆ど切れ目なく連続し、岩場や倒木がそこかしこにあって、美味しそうなポイントばかりで、なかなか先に進めません。
それに魚の数が多い。
あるポイントで、紅林さん、ほとんど1キャスト、1バイトの状態だったので、それを確かめようと思い、オッサン(オレのこと)も、紅林さんに倣って、スピーナベイトをキャストしてみましたが、ほんとに1キャスト、1バイト状態でした。そこで釣れたのは、3マルから5マルサイズの小型のコッドばかりで、小型のコッドがバイトしても咥えきれずにいるような状況でした。しかし、その数の多さから、大型のコッドの存在を思わせるポイントでした。
この日の主な釣果は、ご覧の通り。




結局、あまり各ポイントで時間を掛けすぎてしまい、当初予定していたプールまでたどり着けず、途中のポイントで、時間切れタイムアウト。本来なら、予定のプールまで、ガイドのドンが車で降りてきて、我々をピックアップしてくる手はずだったのですが、逆に、車のある高台まで藪の中を這い登らなければならないはめに。
見てください。この急な登りを。川から丘の上まで150メートルくらいはあったでしょうか。

オッサン(オレ以外も含む)達の考えることは同じです。この急峻な登りを上りきり、車に乗って、村の中にあるパブまで直行。
ビールの美味かったこと。
最終的に、この日、紅林さんは7マルクラスを筆頭に13匹の釣果。
ちなみにオッサンは、(抜け駆けすることなく?)ちゃんと仕事をこなし、こいつ1匹だけでした。(アンタはエライ)

オッサン(オレのこと)が、このコッドを釣り上げた同じプールで、紅林さん、かなりの大物を掛けたらしいのですが、フックアップして、一気に10メートルほど深みに走られ、フックが外れてしまうという悔しい出来事が。
せめて姿だけでも確認できればよかったのですが、残念。