こんなはずじゃぁなかったんだけどねェ~

どんよりと曇った、今にも雨が降りだしそうな早朝。
出かけようか、止めようか、散々迷った挙句、干潮の満ち始めと、早朝の時間帯が重なって、「これは、ひょっとしたら、行けるかも?」などど、色気を出したのが、そもそもの間違い。
なんとか雨雲も避けて移動してくれて、濡れずに済んだので、それだけでも「ラッキー」と思いながら、砂浜を歩いて引き返していたときでした。
あまり気合を入れずに出かけるときは、ポッパーとミノー、各一個づつを持って出かけるのですが、キャスティングしないほうのルアーは、たいてい、短パンのポケットにテールフックを引っ掛けて、ぶら下げておきます。
で、砂浜に横たわる倒木を乗り越えようと、ルアーを引っ掛けている方の足を倒木の上に起き、そのまま、またいで超えようとしたとき、やっちまいました。
倒木の上に置いた足をくの字に曲げて、倒木の上から地面に、膝を伸ばして下ろそうとしたとき、フックがふくらはぎにブッすり。

同行したお客さんがこういった事態になるのは、過去に何度かあり、外し方も心得ているので、おもむろにプライヤーでフックを固定し、エイヤッ、で、引っ張り出そうとしましたが、外れません。
ためらったのが悪いのかと思い、今度はリーダーラインでつくったループをフックに引っ掛け、エイヤッ、で引っ張り出そうとしましたが、これもループの結び目がはずれ失敗。
今度は、結び目をダブルにして引っ張り出そうとしましたが、それでも外れません。
これを自分でやったわけですわ。しかも2度。
ループの結び目が解けるくらいだから、十分、力は加わっていたと思うのですが、びくともしません。
フックがデカくて、バーブが完全に肉に埋まってるような??
で、この後、よく見ると、フックの先端が、かなり浅い方に移動してきていたので、フックを突き刺して、バーブを露出させ、フックをプライヤーで切断して抜く作戦に変更。
しかし、人間の皮というのは、かなり頑丈ですな。
グリグリやっても、なかなか貫通せず、バーブを露出させるのに、かなり苦労しました。で、めでたくバーブを露出。

よく、フックの軸の太さで貫通力が違うと言いますが、実際のところ、「殆ど、違いはないだろ。」と思ってました。
が、太軸のフックは、かなり貫通力に欠けることを身をもって体験。
こいつですわ。デケー。

魚を傷つけたくないのと、こういったときに簡単にフックが外れるようにと思い、タックルボックスの中のルアーは、殆どがバーブレスですが、購入したままタックルボックスに放り込んでしまったルアーは、バーブがそのままになってます。
運悪く、それに当ってしまいました。
アイタタタァ、ですわ。
やっぱ、フックはバーブレスでしょ。