ちょいとドライブ
2011年09月17日 公開

今日は、11月に予約を頂いているフィッシングツアーの件で、マリーバという田舎町までドライブ。
ちょうど1週間の休暇中で、家で暇を持て余している奥方の「連れてけ!」というたっての希望で、彼女を助手席に乗せて出発。
出発早々、「楽しませろよ!」というリクエストも有り、あれやこれや、プラニングしながらマリーバへ。
このマリーバ、ケアンズから車で1時間、ケアンズの西側に広がる高原、テーブルランドと呼ばれるエリアの玄関口にあたる町です。
最初に立ち寄ったのは Coffee Works。
マリーバは、オーストラリアのアラビカコーヒーの生産量の9割を生産するコーヒーの産地で、この Coffee Works では、地元で取れたコーヒーを楽しむことができるそうで、そのコーヒー使った各種チョコレートも販売しています。(これ、パンフレットの受け売りだす。)

この Coffee Works で昼食を済ませた後、ロックワラビーの餌付けで有名なグラナイトゴージへ。
ここは、ケアンズの観光ツアーの定番の一つ、動物探検ツアーで必ず立ち寄るかなりポピュラーなスポットですが、行ったことがないという奥方のリクエストで、餌付けまでしてきました。

その後、本来の目的地、マリーバウエットランドの湿原へ。
駐車場から湿原に出る遊歩道の途中で、ブッシュの向こになにやらうごめく大きな影を発見。
しかも3つ。
なんだろうと思いつつ、ゆっくり近づくと、なんとエミュー。
野生のエミュー、初めて見ました。
しかも、かなりでかいし。身長が殆ど同じです。
今までブッシュの中に転がる鶏の卵の10倍以上はある緑色の卵を発見したことはありましたが、親を見るのは初めて。しかも3羽の子連れ。
しかし、愛嬌のない目ですなァ。

しばらくエミュー観察をして、目的の湿原へ。
この湿原は付近に生息する野鳥の水場になっていて、湿原の脇には、バードウォッチング用のテラスもあります。宿泊施設もありますが、テント仕様のキャビンで、野鳥のさえずりを聞きながら朝を迎えることのできる、バードウオッチャーにとっては、最高の宿泊施設です。
で、ようやく釣りの話です。(前振りが長すぎ)
こんな山の中の湿原で、何を釣るかというと、サラトガを釣るわけです。
しかし、双眼鏡を首から提げて、いい雰囲気でバードウオッチングを楽しんでいる初老のカップルなんかの目の前で、湿原にボートを浮かべてロッドを振るって言うのは、どうなんでしょう?
ま、そのときは、そのとき、ということで。
