ようやく冬が越せそうな
2011年08月19日 公開

日中の日差しも次第に強くなって、夏が目の前のケアンズ。(ケアンズには春はありません。季節は、冬から、一気に、ナツッ!!、に変わります。)
今シーズン、メーターオーバーのクイーンフィッシュを求めて、何度かマルグレーブリバーまで出かけましたが、めぼしい反応もなく、このまま夏を迎えてしまうのかと思ってました。
しかァ~し、今日、ようやくメーターオーバーのクイーンフィッシュをゲットン。
めでたし、めでたし。
6月なぞは、天候、潮とも、申し分なく、「爆釣間違いなし」と自信満々で出かけたのに、チラッと姿を見せただけでしたから。
しかし、今日も、危ういところでした。
スタートして2時間、アッチ、コッチのめぼしいポイントを叩いてはみるものの、全く反応がなく、潮もかなり低くなった頃。
途中にあるシャローバンクの水位もかなり低くなり、まさか、その奥で暢気に泳いでるとも想像できなかったのですが、他に選択肢がなく、シャローバンクを超えて、その奥へ。
で、数投後。
クイーンフィッシュの影が、ルアーの後ろに。
居るじゃないですか。
その後、立て続けにチェイスがあるものの、ポッパーで誘いきれず、ことごとく、船べりで水中に沈んでしまい、バイトまで持ち込めず。
そこでポッパーから8センチ程のジグに交換し、スローでジグを回収しながら、ジグを水面直下で躍らせて、フラッシングで誘う作戦に。
その第一投。
着水して、ジグを踊らせ始めたら、いきなり3匹のクイーンフィッシュが、ジグを真ん中に右往左往。
そして、ドン!!
ラインの隙間からスプールの地肌が見え始めるくらいまで、一気に加速してラインを引きずり出しましたが、5分程度のファイトで、ようやくランディング。
嬉しい1匹でした。
その後、フライを1時間ほどキャストし、2匹目を狙いましたが、時間切れでストップフィッシング。今日は、他に用事があり、昼過ぎに切り上げてきたので、多少、フラストレーション気味です。
この潮、この天候ですから、あと数日はチャンスがあるはず。
また、出撃かァ?

この山、今回出かけたマルグレーブリバーに行く途中、ハイウェイの脇に聳え立つ山ですが、「ウォルシュ ピラミッド」と呼ばれています。
明日、この山の麓の町(この写真を撮った位置の後ろ側です)から、この山の頂上までの往復タイムを競う「グレートピラミッドレース」が開催されます。
ちなみに、今までのレコード記録は、1時間15分。
人間業じゃありません。
私も以前、登ったことがありますが、山の麓から頂上まで、往復で4時間余りでした。
このレースが終われば、ケアンズの冬も終わりです。