おっしゃるとおり!!
2011年07月22日 公開

昨日、メーターオーバークィーンフィッシュを狙って出撃。
一昨日から風邪気味で、体長も最悪かと思われたが、このまま日延べをしてしまっては、いつ、このグッドコンディションがやってくるかもわからないので、夜中、グスグスいいながら準備する。
「どうせ、釣れないんだから、大人しく寝てなさいよ。」という奥方の暖かい言葉と、冷たい視線が背中に突き刺さる中、どうにかこうにか準備を終え、ベッドへ。
翌朝、車で移動中、道の両サイドに広がるサトウキビ畑も、無風のときに発生する朝靄にけむって、予想通り、コンディションは最高。
「も~、もらったも同然じゃァァ!!、見てろよ!!」と、
現地へ到着し、ポイントまで移動。
さっそく、ペンシルをキャスト、キャスト、キャスト、キャスト、・・・・・・・・????
なんで?
全く、ノーリアクション。
2時間くらい後、ようやく、黒い影がチェイス。体を翻す度にシルバーに光る魚体から、明らかクイーンフィッシュと知れる。しかもサイズはメータークラス。
しか~し、ボート手前で反転。
なんで?
ま、居ることが判れば、あとは簡単、とタカをくくり、キャスト、キャスト、キャスト、キャスト・・・・・。
ノーリアクション。
なんで?
そうこうする内、昼過ぎとなり、満潮の潮止まりとなったため、「食いが落ちるのも当然だわなァ。」と、自分自身を納得させ、とりあえず、ランチタイムとし、しばし休憩。
潮が動き始めるまで、バラマンディでも釣ってようかと思い、先日買ったラパラのニュールアーを投げてみる。
数投して、マングローブジャック(極小)。

その後、メッキ(想定サイズの30分の1)。

その後、バラマンディー(ハンドランディング寸前に、フックアウト)
その後、バラクーダ(ランディングするつもりなど、全くなく、オートリリース)
このルアー、いいわア。
そろそろ、潮も動き始めたし、この辺で決めてしまおうと思い、バラマンディ狙いのバンク打ちをやめて、スピニングリールに持ち替え、ペンシルをキャスト。
キャスト、キャスト、キャスト。 ノーリアクション。
ペンシルからミノーにチェンジ。
キャスト、キャスト、キャスト。 ノーリアクション。
ミノーから、ミニジグへ。
キャスト、キャスト、キャスト。 ノーリアクション。
あまりの反応のなさに、なんだか、体調も悪くなり始め、鼻詰まりに加えて頭痛まで。
結局、少し早めの3時頃、素直に納竿し、帰宅。シャワーで体を暖め、とっとと寝ちまいました。
(やっぱ、予言が的中だわ)

今回の釣行で、唯一、収穫だったのは、このラパラのニュールアー。
パッケージには確か「シャドラップを遠投可能に改良」みたいに書いてありましたが、遠投可能なのはもちろん、シャドラップ以上に、水中の浮力がバラマンディフィッシングにジャストフィットです。
「サスペンド」と明記してありますが、キャストして放っておくと、超スローで沈んでいきます。トウィッチングを繰り返すと、ほぼ、同じ深度をキープして、泳ぎ続けます。
従って、ロッドを煽ってやれば、水深を上げることも出来るし、ポーズさせれば、超スローで沈んでいきます。この方法で、水中のストラクチャーの周囲を、かなりネチッコク攻めることが可能です。
冬のバラマンディには、シャドラップより使えそうですな。
1日使っただけで、歯形でボロボロでした。