何じゃ、コリャー!?

先週、川の河口へ釣りに出かけようと思い、ランチ用のサンドイッチまで用意してベッドに入ったのですが、朝、起きてみると、風も強く、遠くの山では雨も降っていて、その光景を見ただけで、即、「釣行中止」。
それでも、ランチまで用意したので、どこかへ出かけようと思い、思案の結果、山の中のティナルーダムへ。
そうです。あのモンスターバラマンディーの釣れるティナルーダムです。
ま、時季が時季だけに、釣果は期待していなかったものの、以前から確認しておきたいポイントがあったので、その場所を探すべく、出かけてきました。
もちろん、タックル持参です。
で、とあるポイントで、持参した3本針付きの大きなB52をキャスト。釣れないだろうと思っても、万が一のチャンスを狙うのが釣り師というもの。
で、第一投。
「コン。」
「オ~、キタ~!!、モンスターバラマンディー特有の、ルアーの最初の一呑みだァ。」
と思ったのもつかの間、いつまでたっても「コン、コン、・・・・コン、コン。」だけ。
いつまでたっても、「ゴンッ!!」になりません。
どうやら小さな魚のような。
なんだろうと巻き上げてみると、この得体の知れない魚。

ルアーのサイズに負けず劣らずの、立派なサイズの魚です。
最初、水の中にチラホラする魚影を見て、「え、オーストラリアにもブラックバスが侵入か?」と思ってしまいましたが、その面長の顔から、ブラックバスでもなさそう。
とりあえず、写真に収めて魚はリリース。
出発してから帰宅するまで、6時間ほどのドライブでした。
途中、コーヒー農園で、たわわに実るコーヒーを発見し、写真を撮っておきました。この辺りは、オーストラリア産コーヒーの9割を生産するコーヒーの産地です。
実際、実物を目にするのは、私も初めてでした。

ちなみに、今回の魚の正体は、ネットで調べたら、「マウスアルマイティー」という魚で、子供を口内保育するマウスブリーダーのようです。