「でかいマーレイコッドを釣りたい!!」

「でかいマーレイコッドを釣りたい!!」
そんなに何回も出かけられる場所でもないので、行ったからには、でかいマーレイコッドを釣りたいと思うのは当然のこと。
そんなあなたに、いくつかアドバイスを。
●ライン
PEラインを使いなさい。ボトムコンタクトが確実に取れて、ルアーの根掛かりを防ぐためには、ナイロンラインよりPEラインでしょう。
キャストしたルアーを、根掛かりなしに、ボトム近くを、スローリトリーブのノーアクションで手元まで巻いてくることができれば、バイトする確立は、かなり上がるはずです。
●ルアー
最初、スピーナーベイトをパイロットルアーとして投げなさい。そこで、そのポイントの深度を把握して、フローティングルアーでもカバーできる深度であれば、フローティングルアーでも、スピナーベイトでも、好きなルアーをチョイスできます。
もし、フローティングルアーでカバーできない深度であれば、スピナーベイトで深みを探るべきです。
●時間帯
日中、でかい魚を狙うなら、深みを探るべきです。ルアーにバイトしてくるからといって、浅瀬の小物で遊んでいると、大物のチャンスを逃がしますよ。
夕マズメか朝マズメ、あるいは、かなりの根性で夜間も釣りをするなら、トップウォーターも、一つの選択肢です。そのときは、ウォブリングの強い波動系のルアーがお薦めです。
夜間は、日中、ボトムでじっとしていた大物がベイトを求めて浅瀬に移動してきますから、大物を狙うなら、夜間の釣りを考えた方がいいかも知れません。
この写真、もう10年以上前、テレビ取材で初めて出かけたマーレイコッドフィッシングの時のものです。アングラーは村田基さん。
ルアーは、市販前のトリプルインパクトのプロトですが、日の出前の早朝での釣果です。
ゆっくり動かしていたルアーの後ろに、別の引き波が立ったと思ったら、ルアーが水中に沈み、その次の瞬間、テールで水面を叩いて、大きな水しぶきを上げてラインを引き出して行きました。
まるでGTフィッシングのような瞬間でした。
それにしても、村田さん、若いですなァ。
トレードマークの短パン、まだ、似合ってますもん。ま、人のこと、言えませんけどね。