ケアンズでマーリンを釣る
2010年12月02日 公開

カジキのトローリングといえば、「退屈な釣り」、「楽しいのはキャプテンだけ」、などなど、トローリングをあまりやったことの無い人にとっては、面白くない釣りの代名詞のような言われ方をします。
そう思ってるあなた、一度、ケアンズでカジキを釣ってみなさいって。やればやるほど、その奥深さに目覚めてきますから。
そりゃあ、朝10時くらいから初めて、夕方6時くらいまで、何も起こらない日もあります。
そのときは、正直、退屈です。
でも、特にケアンズの場合は、ハイシーズンのベストタイドにスケジュールを合わせれば、2日間の釣行で、少なくとも1匹のカジキはかかります。断言します。
しかも、釣れれば、500キロ近い大物が掛かる可能性もあるわけですから。
その期待感は、1日を棒に振ってしまっても、十分見返りのあるものです。
ケアンズではデッドベイトかライブベイトを使っての餌釣りです。ルアーは殆ど使いません。その分、フッキングさせるためのアングラーの役割はかなり大きなものです。
正式なルールでは、フッキングからランディングまで、アングラー以外の人間がロッドやライン、リールには触れてはいけないことになってます。
でも、その辺りはスタッフも心得たもので、釣りを始める前に、どの程度のアシストをすればいいか、アングラーに確認してくれます。
最初から自分一人で、というわけにもいきませんから、ある程度のアシストは受けた方がいいと思いますが、1匹でも釣れたら、その次は、自分一人で、なんていうリクエストも可能です。
1泊2日程度の釣行であれば、あまり大きなボートをチャーターする必要もありませんし、3名程度でチャーター代金をシェアすれば、費用もさほど高くありません。旅費も含めて20万円程度で済みます。
毎年11月になれば、マーリンがケアンズ近郊まで下ってきますから、ケアンズ発着で船中泊のトリップが組めるようになります。
「やってみたい!」と思ってる方、とりあえず御連絡ください。
でも、この時期、世界中からマーリンハンターがケアンズに集まってきますから、御予約はお早めに。