やっぱ、マーリンフィッシングは、奥深いわ。
2010年11月09日 公開

今回、5泊6日のマーリンフィッシングで乗船したボートは「 TOP SHOT 」。キャプテンは、ロス。
このロス、前回のリザード島トーナメントでは惜しくも優勝を逃し2位。そのときに乗船した日本人アングラーの方はトーナメントを通してのチャンピオンアングラーとなっています。
過去に、日本人でチャンピオンアングラーになった方が、もうお一人いらっしゃいますが、そのときのキャプテンは、キム・アンダーソン。
このキムと、今回同行したロス、どちらもケアンズのローカルキャプテンです。
今回、機会があって、ロスと一緒に釣りをすることになり、過去にはキムとも釣りをしてますが、ボート上で、マーリンフィッシングのノーハウを聞くと、この2人が対極にあることが判ります。
もっとも、キムが全盛だった頃は、ちょうどJフックからサークルフックへの移行期で、その理解度には隔たりがあるとはいえ、この2人の考え方の違いに驚かされます。
キムは、力で魚をねじ伏せるパワーファイト、ロスは、魚のパワーを利用してランディングまで持ち込む、いわば技巧派。
その辺りの違いを理解して、アングラーがドラグレバーを上手く操らないと、どうしても違和感が出てきてしまい、チームとしてスムーズに動けません。
トローリングはチームプレイですから、初めてのキャプテンでは、その辺りを、事前に確認しておく必要がありそうです。
そうなってくると、リザード島トーナメント優勝の常連、ビル・ビルソンは、いったいどんな方法で魚を追い詰めるのか、興味心身です。
やっぱ、マーリンのトローリングは、奥が深いわ。
上の写真も、なんの変哲も無いフックとリーダー部分ですが、いくつかの工夫が施されています。