マッカイ発、GTフィッシング
2010年10月06日 公開

先日、1泊2日で、マッカイという街まで出かけて来ました。
マッカイは、ケアンズから車で海岸線を南下すること、約10時間。この辺りの主要都市の例に漏れず、石炭の積出港として栄えている街です。(今回は、もちろん車でなく飛行機で移動ですが)
実は、このマッカイをベースに4泊5日のスケジュールで、GTフィッシングのリクエストを頂き、その最終調整のため出かけていました。
グレートバリアリーフは全長約2,600キロにも渡る広大なサンゴ礁です。オーストラリア大陸からグレートバリアリーフにアクセスする場合、ケアンズ近郊からアクセスすれば、60キロ程度。ボートでの移動距離は90分程度ですみます。
ところが、それ以外の場所になると、オーストラリア大陸からグレートバリアリーフまでは200キロ近く離れてしまう場所ばかり。特に、このマッカイ近郊のグレートバリアリーフの南端部では、移動距離約200キロ以上、時間にして5、6時間の移動となります。
それだけの移動距離の上に、リーフの外延部の内側にも釣りに適した場所が無数にあるため、リーフの外延部までアクセスするボートは殆ど無く、GTフィッシングとなると、このエリアまでアクセスしているボートは、あのNOMADだけです。
しかし、NOMADの場合、日程が最低7日間で、料金もかなり割高です。
で、このエリアに、なるべく最短で、しかもリーズナブルな料金でアクセスできるようなGTフィッシングツアーを設定しました。
全行程5日間。
初日、最終日は、それぞれ半日の釣りになりますが、中3日間は、終日釣りに充てられます。6日間、7日間のツアーを設定すれば、文字通り、誰もルアーを投げたことのないようなエリアで、GTフィッシングが楽しめます。

上の地図で、マッカイから北東の方角がリーフへの最短距離となります。この方向に進んでも、リーフに到着してから、その外延部に抜けるまでに、100キロ近い移動が必要です。ただ、日数が許せば、リーフ沿いに南下して、文字通り、グレートバリアリーフの最南端までアクセスできます。
グレートバリアリーフの南端部のすぐ南側に広がるフレーザー島では、7年ほど前に60キロオーバーのGTもランディングされていて、かなり期待のできるポイントです。

使用するボートは、これ。
キャプテンは、このエリアでフィッシングツアーのオペレーションを15年近く続けているベテランです。以前、日系企業に務めていたこともあって、かなり日本びいきです。
ツアーの詳細は、近日、ホームページにアップします。