思わず、イッてしまいました。早や。

今朝は、10時半が干潮。
昨日まで、あまり睡眠時間が取れなかったので、少しゆっくりして、朝7時にスタート。
昨日、深夜にホテルに戻ってから、残された1日をどうするか、あれやこれや、プランを組み立てる。その結果、朝、アカメは、干潮の潮に乗って川の中から湾内に泳ぎだしてくるベイトフィッシュを、その河口で待っているだろうと予測して、ある川の河口部へ。
そして、潮が弱くなり始めた時の出来事でした。
わずか3秒です。
早いのは事実です。否定しません。
「え、もう?」と、過去に何度も言われておりました。(はい、過去の話です。最近、そんなチャンス、トンとございません。)
でも、3秒ですよ、3秒。
3秒でイッてしまいました。
バックウォーターがゆっくりと流れ込む小さなワンド。
潮がかなり引いて、浅くなっていたので、ケアンズから持ってきたB52をキャスティングしておりました。
すると、いきなり「ゴン」ですよ。
その次も「ゴン、ゴン」。そしていきなり「ギュイン!」。
で、終わりです。
この間、わずか3秒。
「エーーーーーーッ」。
O.M.G. ですわ。
でも、心臓はバクバク、体も震えておりました。
魚を釣って、体が震えたのは、過去に1度だけです。パプアニューギニアでマイレコードの22キロのバラマンディーを釣り上げたときも、かなり嬉しかったのは事実ですが、体が震えはしませんでした。
あれから15年以上。
ようやく、体の震えを再び感じることができました。わずか3秒の出来事です。
これが、釣りを止められない原因です。
どうしても釣れなかったら、最後の夜はガイドサービスを利用しようかと思っておりましたが、最後まで自力で釣ることに決めました。
たぶん、ガイドサービスを利用すると、この潮ですから釣れると思いますが、きっと、体は震えないだろうと思います。
やっぱ、魚のクオリティーよりも、魚を釣るまでのクオリティーを大切にしたいと思います。
「オーパ!!」
今夜がラストチャンスです。