新婚さんにはかないません
で、2日前に結婚式を挙げた友人の果報者ぶりですが、この映像を見れば、一目瞭然。
普通、ここまでやると、フックが外れて、ストラクチャーに絡まったルアーとラインを空しく回収するハメになるところですが、魚もすっかり観念して、「好きにして」状態です。
この果報者の為に、ストラクチャーにラインを絡めたバラマンディーを四苦八苦してランディングしてくれたカウボーイハットのオッサンは、今回、ガイドしてくれたテリー・ホールマンです。
ほんと、いい人です。
「ロッドを振るのは2年振りくらいなんですよ。」なんて言いながら、開始早々から、いいところでストラクチャーにルアーを引っかけまくり、ことごとくポイントを潰しまくっていた友人を見て、「コリャー、1匹釣れれば御の字だな。」なんて、半ば諦めムードでスタートしたこの日でした。
ところが、終わってみれば、友人は6匹、私が7匹か8匹、2人で13,4匹以上の釣果があり、とても冬の釣りとは思えない、高活性な1日でした。
丁度、昼頃が干潮で、浅瀬で温まった水が、水位の上昇とともに、シャローバンクへ、あるいは流れ込みの上流へ押し上げられていったのが好調の原因だったと思います。
しかし、それ以上に、新婚さんの幸せぶりに、バラマンディーもお手上げ状態だったのが正直な所でしょう。
ちなみに、この日のポイントは、ケアンズから1時間ほど南に下ったジョンストンリバーでした。
それに較べ、友人の結婚式の為に、はるばる日本から駆けつけてきた独身3人組が乗るボートの釣果は、この日、あまりぱっとしませんでした。
結婚式出席の為、というのは休日を取るための口実で、当人達は、殆ど海外釣り遠征の勢いで、タックル持参でケアンズにやってきた訳ですが、新婚さんにはかないません。
(一応、独身3人組の名誉のために断っておきますが、決して、釣果が悪かったわけではありません。3日間の釣行で、初日が6バラ、2日目が4バラ、3日目が8バラですから、かなりいい成績です。)
冬の釣りは、やっぱり水温と、「幸せぶり」がキモのようですわ。
ちなみに、これが独身3人組のボートです。活性、低そうですなア。
