釣りって、ホント、ええなァ。
2010年05月27日 公開

いやあ、昨日は、久しぶりの釣行ながら、ほんと、楽しい思いができましたわ。
メーターオーバークィーンフィシュも、一流し目の10投目くらいでした。
最初のバイトで、あのGT特有の、テールで水面のルアーを叩きつけるような動作が長かったので、てっきり15キロクラスのGTがかかったのかと思ったのですが、寄せてみるとクイーンフィッシュ。
フッキング直後、フックが外れて、一瞬、顔面蒼白になってしまいましたが、そこはそれ、長年の経験ってやつですか、蒼くなりながらもルアーアクションを続けたら、数秒後にまたバイトしてくれて、何回かのジャンプもかわしながら、ランディング。
今シーズン初の、メーターオーバークイーンフィッシュです。
実際にメジャーに当ててみたわけではないのですが、今回使ったルアーの写真と較べれば、そのサイズは、一目瞭然。頭だけで、大人の手のひらの1.5倍程度はありますから。
今回活躍したのは、メイドインチャイナのR2S(RIVER TO SEA)というブランドのポッパー。これって、やはり日本製ルアーのパクリです。
やっぱ、中国のパクリの技術を侮ってはいけませんなァ。なんたってi-phoneや松坂牛も、中国ブランドになってしまうくらいですから。

それ以外に、マングローブジャック2匹、バラマンディー1匹をゲット。
2匹目のマングローブジャックは、40センチ弱のグッドサイズでした。
潮がかなり引いて、ストラクチャーがバンクの上に露に横たわってしまい、あまりいいポイントがなかったので、「冬の冷たい水の中で、潮が引いたシャローバンクの濁りの中で、暖かな太陽の日差しを浴びて、ウツラウツラしているバラマンディーをゲットしちまおうゼ!!」戦法で狙った1匹です。
「グン!」とロッドがしなったときは、グッドサイズのバラマンディーかと思いましたもの。



それ以外は、グッドサイズのフラットヘッドを1匹。これは船べりリリース。
なんたって、いつもランディング用ツールなんて用意したことがないので、すべてハンドランディングです。マゴチって素手でつかんだら大変なことになっちまいます。手のひらが血だらけになること間違い無しですわ。
6月、日本に帰ったら、最近流行のランディンググリップ、買ってこようかと思ってます。
そして、今回、かなり悔しい思いをしたのがトリプルテール(マツダイ)です。
写真では見たことがあって、友人の話でも、「バラマンディーより引きは強いよ。」と聞いていたので、なんとかランディングして写真に収めたかったんですが、・・・・・・。
バラマンディーを狙ってキャスティングしていると、ルアーを追って、ツ、ツ、ツーーッとストラクチャーから出てくる魚がいました。ルアーを追いきれなくて、ストラクチャーに戻っていくのかと思ったら、その場でユラユラ。サイズは50センチ程度でしょうか。
バラにしては長さが短いし、コッドにしては横幅がないし、鱗が剥げているような模様で、一瞬、「ツチホゼリ」かと思いましたが、こんな汽水域にいるわけないし。
で、よくよく観察してみると、体全体を縁取るような大きな背びれ、尾びれ、尻びれ。ピンと来ました。「トリプルテール(マツダイ)」です。
初めての魚です。
で、2投目。
無視。
3投目。
顔の前にルアーを通したにも関わらず、無視。
おいおい、また無視かよ、なんて思っていたら、ルアーが通り過ぎてから猛然とダッシュして、ルアーをパクリ。
で、フッキング。
ところが、10秒ほどやり取りをした後、フックを伸して、水の中へ消えていきました。
かなりがっかりでした。残念。
トリプルテール(マツダイ)ってこんな魚です。やっぱ、いい引き、してますなァ。