パプアンバス用タックル

このところ、パプアンバスフィッシングに関するお問い合わせをいくつか頂いています。
すでに7月には、4名の方が現地入りする予定ですし、8月、9月と、それぞれお問い合わせを頂いています。
「パプアンバスのタックルって、何がお奨めですか?」
よく聞かれる質問です。
で、その回答ですが、正解は、まだありません。
だって、現地のガイドですら、試行錯誤中ですから。
私も、昨年、ニューギニアに出かけたときに、メインターゲットはバラマンディーだったのですが、万が一、パプアンバスが来ても、「これでなんとかできるかも。」と思いながら持ち込んだタックルで、まさに「秒殺」をくらってしまいました。
グーの音も出ませんでした。
そのタックルは、以下のものでした。
メインライン: 50ポンドPE
リーダー: 80ポンドナイロン
リール: コンクエスト350
ロッド: オーストラリア製のバラマンディー用ロッド、5フィート6インチ
このタックルで、フッキング直後、ほんの数秒で30メートル以上走られて、ストラクチャーにメインラインが触れて、ラインブレイクという結果でした。
コンクエスト350の最大ドラグは、確か6.5キロですが、何の役にも立ちませんでした。
この後、いろいろ情報を集めて、たどり着いたのが、この「RYOGA BAY JIGGING」。
最大ドラグ10キロで、最初に発売された「RYOGA」のオリジナルタイプとサイズが同じで、ピン打ちのキャスティングにも十分使えるサイズです。
実物はまだ見たことはありませんが、ピン打ちのできるベイトリールで、10キロドラグなんていうリールは他にありません。
パプアンバスに関しては、リール以外にも、まだまだ工夫が必要な部分はありますが、リールに関しては、この「RYOGA BAY JIGGING」で問題ないように思います。
問題は、ピン打ちのルアーキャストを終日続けながら、パプアンバスがバイトしたとき、マックスドラグにしたPE5号以上のラインでガチンコ勝負に出られるロッドが必要なことです。
ライトジギングロッドの中で、この条件をクリアーできるものが見つかるような気もします。
でも、みなさんの話を聞いていると、各自、各様で、興味のある話ばかりです。
パプアンバスの魅力って、まだまだタックルが確立されていなくて、少ない情報の中から、自分なりの解答を見つけ出さなければならない辺りにもありそうです。
みんな、行く前から、あれやこれや、けっこう、楽しそうですもん。
そういえば、日本の怪魚ハンターのオッサンも、昨日から現地入りしてるはずですが、釣れてるのかどうか?