ウエイパ釣行 DAY4 「ゴチバトル、最終戦」
2009年11月13日 公開

いよいよゴチバトル、最終戦。
この日、最終便でケアンズまで戻らなければならない状況だった2人。
過去2日間、数はそこそこ上がるものの、サイズに恵まれず、おまけにダイシは、前日、マングローブに引っ掛けたルアーを強引に回収しようとして、思いきりロッドを振り下ろし、船べりに強打してロッドが真っ二つというハプニング。
2人とも、かなり切羽詰った状況でした。
ウエイパ到着時、ヘッドガイドのフィッシュから「最終日はオレが、ガイドするから。」と言われていて、この日の早朝、迎えに来たフィッシュに、「もう数は要らんから、でかいサイズのバラマンディーオンリーでガイドして頂戴!!」と念押し。
そこで出かけたのが、パインクリーク。
アルバトロス湾を横断し、パインクリークの入り口からすぐの所にある海岸の岩場にボートを停める。
海岸部の岩場、大物狙いのポイントとして、大好きな場所です。
水深1.5メートル程度の岩場の浅瀬に、ところどころ水面近くまで届くような岩が点在し、いい雰囲気です。
そこで取り出したのがラパラのハスキージャーク。
ある程度の深度を泳ぎ、広範囲を探れて、尚且つ、大物にも耐えられるルアーとして、一押しのルアーです。
で、30分ほど。
ノーフィッシュ。場所変えです。
今度は、何の変哲もないマングローブ脇のコーナー。
アンカーリングした後、「ここも岩場だから。」とフィッシュが声を掛けて、再開。
今度は、水深が1メートルもない浅瀬だったので、オーストラリアンメイドのルアー、B52をチョイス。
開始早々、7マルサイズ。
それをリリースして、同じエリアにルアーを通すと、ゴンッ!。
で、この85センチをゲット。
片やダイシ、6マルサイズを数匹。
30分程度で再度移動し、前日、フィッシュ自身のガイドで、日本人アングラーが95センチのバラマンディーを釣り上げたというクリークの入り口にアンカーリング。
(そのときの様子は、前日、夕飯を一緒にとって、聞かされてました。)
スタート早々、クリークの流心から6マルサイズを2人で数匹釣り上げるが、サイズアップしない。
と、思っていると、クリークの脇の、水深30センチ程度のバンクの上を、何やら黒い影がフラフラ。
8マルは確実にあるバラマンディーがのんびり泳いでいるのを発見。
すでに85センチバラを釣り上げているので、ダイシにキャストを譲ろうと思ったのですが、ダイシは別の場所にキャストしたばかりで、ルアーを回収中。そのままにしているとマングローブの中に入ってしまいそうだったので、(心の中で「イタダキ!!」と声を上げながら)キャスト。
ある程度距離を取ってキャストしたつもりが、結果、魚を驚かせてしまい、ノーバイト。
下手です、初日と同じ失敗でした。
その後、この場所で、同じような状況が2回。
その内の1匹は、メータークラスは確実だと思えるような大きなテールを水面近くでヒラつかせながら潮に乗ってボートに近づいてきました。
が、キャストのチャンスを与えてくれないまま、そのままボートの直前で水中に。
全く、下手です。
で、結局、この日は、私が釣り上げた85センチバラマンディーが最大魚となり、ゴチバトル最終戦は、私の勝利となりました。
メデタシ、メデタシ。
今回は、対戦成績、1勝1敗1分けのドローゲームでした