ウエイパ釣行 DAY2 「ゴチバトル、1敗」
2009年11月10日 公開

この日から本格的なボートフィッシング。
ガイドはジェイソン。
とりあえずヘイリバーのいくつかのチャネルを攻める。
が、どうもサイズアップしない。
釣れるのは50~60センチ前後の小物ばかり。
ときどき、グッと重さのかかる魚が掛かって、「これは?」と思わせるが、重いばかりで、上げてみるとグッドサイズのコッド。
それ以外にフラットヘッド、フィンガーマーク、ブリーム(クロダイ)、マングローブジャック、スレッドフィンサーモン、グランタと、いろんな魚種の魚が釣れてそれなりに楽しめるが、目的は、あくまでも大物バラマンディー。


と、突然、千載一遇のチャンス。
60センチクラスのバラマンディーを連続して数匹引きずり出したストラクチャーの前で、まだ何匹か出せるだろうと思いながらキャスティングしていると、なにやら目の前に黒い物体がスススススーーーーッ、と現れる。
「え、何?、?」
「え、バラマンディー?」
「サイズ、9マルサイズだし。」
バラマンディーが泳いでくるのに気付くのが遅く、ストラクチャーとバラマンディーとの距離が僅か50センチほど。しかも岸際から1メートル程。
なるべくバラマンディーを驚かさないよう、可能な限り距離をとってルアーをキャストしたかったが、せいぜい50センチくらいの距離を取るのがやっと。
そんなところにキャストすれば、結果は明白。
9マルバラは、ルアーの着水音に驚いて、水中へ。
下手です。
落胆しながら、もしや、と思い、淡い期待をかけて同じストラクチャーにキャストすると、いきなり、そいつが大きな口を開いて、水中から浮かび上がって、ルアーに、正面からバイト。
「出たぁ!!」
ぐっと、ルアーを真横にひったくったかと思うと、ストラクチャーの外に泳ぎ出た。
でも、ボマーのテールのフックが、かろうじてバラマンディーの口元に引っかかっているだけなのが一目瞭然です。
「微妙~」
「どうなる、9マルバラ?」と思ったとたん、ルアーがフッと口元から外れて、9マルバラは水中へ。
「--------。」
ま、釣りなんてこんなもんです。
午後2時以降は、潮が高すぎて、ほとんど釣りにならず、結局、この日は60アップが目いっぱい。
かなり厳しい釣りでした。
ちなみに、この日、出発の際、一番大きなバラマンディーを釣った方が夕飯をゴチになれる、というゴチバトルを開催することに急遽決定し、この日は、6マルアップを釣ったダイシが勝者に。
レベル、低すぎです。
でも、ダイシ、夕飯に400グラムのティーボーンステーキを美味そうにパクついてましたわ。