DAY5 1-1-1 250ポンド 100キロ
2009年10月29日 公開
1-1-1
1バイト、1フックアップ、1ランディング
250ポンド(約100キロ)
5日目。
前日から続く25ノット以上の風で、リーフの外は波がかなりある。
それでも、釣りが出来ないほどの波でもなく、ベイトフィッシングもそこそこに、リーフの外に出てトローリングを始める。
午前中の満潮で、リーフ際までクリアーな水が寄せていて、かなりリーフに近い場所で、この日、最初のバイトがある。
いつもの通り、間合いを取って、フックをセットすると、かなりの勢いでラインが出始める。ラインの出て行くスピードで、これもかなりのサイズかと思ったが、ジャンプしたのは、250ポンド程度の小型のマーリン。
しかし、ランディングするにはやっかいなサイズだ。
引きずり込まれるようなことはないが、突然、体を反転させたり、大きくジャンプしたり、ワイアーマン泣かせのアクションを見せる。
なんとかボートまで寄せて、一旦リーダーをカットするが、ワイアーマンのダニエル、フックに付いたままになっているリーダーの長さが気になったのか、きっちり口元まで手繰り寄せて、リーダーをさらに短くカット。
リリースしてやると、テールで船尾にキックを浴びせてかけて、海中に消えていった。
動画の中でも確認できるが、このマーリンがバイトしたとき、そのすぐ後ろで、かなりのサイズのマーリンが泳いでいたらしく、それをフッキングさせるべく、すぐにベイトを投げ入れて釣りを再開したが、結局、この日は、これ以降、当たりがなかった。
夕方、リーフの際をトローリングしていると、干潮に乗って、リーフの中から流れ出す潮と、風波がまったく逆方向となり、かなり大きな3角波が立つようになった。
コーストガードからの予報は、翌日も、この日と変わらず、20ノットから30ノットという予報。
明日の釣りが思いやられる。