GTフィッシング
グレートバリアリーフの沖合いに点在するリーフ、コーラルシーへのフィッシングトリップを主催している「NOMAD」のキャプテン、デーモンのGTフィッシングルアーに関する解説です。
英語の解らない方でも、映像をご覧になれば、80%は理解できると思います。
後半は、GTフィッシングのルアーキャスティングに関するものですが、前半は、GT用ルアーのフックセッティングに関する解説です。
最近は、日本からお越しになる熱心なGTアングラーの方がめっきり少なくなったので、現在、日本でのGTルアーのフックセッティングで、どういった方法が主流か、あまり詳しくないのですが、インターネットで検索してみる限りだと、ラインシステムは、以前に較べて、かなり改良されてるようですが、フックセッティングに関しては、以前と同様、トレブルフックが主流のようです。
GTフィッシングが脚光を浴びるようになってから、パラオ、モルディブ、グレートバリアリーフ、バリ、コモドと、いろんな場所が注目を浴び、大型GTが釣れなくなり、そして、また別のエリアへ、という状況が繰り返されて来ました。
今、大物GTが釣れる場所は、トカラ、ニューカレドニア、そして、このコーラルシーくらいに限定されて来ています。
そろそろ、「殺してでも獲る」釣りから、「生かしながら獲る」釣りを考えていかないと、早晩、大型GTが釣れる場所が、世界の海から消えてなくなってしまうように思います。
あれだけ激しいファイトを強いられるGTフィッシングで、バーブレスのシングルフックを使うとなると、大物GTを釣り上げようと思えば、かなりの部分、運に左右されるようになってきます。
それを当然と受け入れるか、それを否定してしまうか、そろそろアングラー自身が真剣に考えなければならない時期に来ていると思います。
GTアングラーの方であれば、フィッシングプレッシャーによって、いろんな場所で、以前のように、GTが釣れなくなってしまっているという事実は、だれでも認めるところです。
極力、魚体に与えるダメージを少なくする釣りを考えないと。