コツンと来て、ガツン!!
2009年09月26日 公開

前回、ニューギニアでバラマンディーを釣っていたときのこと。
メーターオーバーのバラマンディーをランディングしたアングラーの方から言われたのが、「ガツン!!と来る前に、コツンという小さな当たりを感じましたが、これって、バラマンディーがルアーを吸い込んだときに、ラインにテンションがかかって、コツンって感じるんじゃないですか?」ということ。
これ、たぶん正解です。
今まで、何度となく、ガツン!!の前のコツンを体験してきたにもかかわらず、なんでガツン!!の前にコツンなのか、わかりませんでした。
コツンがバラマンディーによるバイトであると意識できるときもありましたが、ストラクチャーに当たって、コツンと感じてしまっていると思ったことも何度か。
でも、大きなバラマンディーがその口をいっぱいに広げてグンッとルアーを吸い込んだときに、一瞬、ラインにテンションが掛かって、ロッドにコツンという当たりが来ると言う考え、たぶん正解ですね。
去年、130センチのバラマンディーを釣ったときもそうでした。
小さなバラマンディーは、ルアーを吸い込みにかかっても、吸引力が小さいので、ほとんど何も感じませんが、大きなバラマンディーでは、かなり明確にコツンがわかります。
もちろん、コツンがなくて、いきなりガツンと来るときもありますが、今思えば、サイズが大きくなればなるほど、コツンを感じる頻度が多くなるように思います。
コツンときたらガツン!!。
忘れないようにしないと。
ちなみに、村上晴彦さんのDVD、「アカメへの挑戦」でも、小川健太郎さんが、でかいアカメを逃がしてしまったとき、「ルアーが吸い込まれた。」と興奮しながら話してました。そのときは、「そんなこと、解るのかァ?」なんて思ってましたが、たぶん、これ、この「コツン」のことだと思います。
やっぱ、なかなか鋭い分析ですなァ。