冬から夏へ
2009年09月12日 公開

先日、木曜日、潮周りから判断して、ひょっとして冬のクイーンフィッシュがまだ釣れるかも、なんて、淡い期待をかけて、川へ。
冬ならば、申し分ない潮周りで、ラストチャンスに賭けてみたが、全くの沈黙。
午後、遅い時間に1匹だけ、ルアーにチェイスしてきたメータークラスのクイーンフィッシュがいたが、ルアーをピックアップする寸前で、体を反転させて、水中へ消えていった。
ニューギニアでかなり気合を入れて釣りをしたので、その日は、ボートの上で、ゆっくり時間を過ごしながら、のんびり釣りを楽しもうと思ったが、やはり、いざ魚を前にすると、ルアーをとっかえひっかえ、潮に合わせてボートをあっちに走らせたり、こっちに走らせたり、あわただしいことこの上ない。
季節を感じながら、のんびり釣りをするなんて、まだまだ到底無理ですね。
その日は、ケアンズ湾の入り口から、湾奥へ、夏の北風がゆっくりと吹き込んで、周囲のブッシュファイアーの煙を、谷の奥まで吹き寄せ、道路脇のピラミッドマウンテンがかすんで見えた。
午後遅くには、川の奥の山の上に、夏には必ず現れる積乱雲のような雲も湧き出して、夏が来たことを実感。
もう、タックルを夏用に変えないと。
いよいよ、ケアンズのフィッシングのベストシーズンがやってきた。
今年は、何が起こるのやら?

