fc2ブログ

イマカツ(イマだカってツれない)ルアー その1

14072009-3.jpg

月曜日の午後、いつものダイシから電話。

ダイシ:「明日、突然休みになって暇なんですわ。どこか出かけません?」

俺:「おまえねェ、突然、暇なんで、なんて言われてもねェ。」

ダイシ:「どうせ、暇なんでしょ?」

俺:「暇じゃねえよ。 (見透かされてるし)」

ダイシ:「ね、ちょこっとダケ?」

俺:「じゃあ、ちょこっとダケだぞ。(と、勿体つけた返事)」

ということで、午前中で仕事を片付け(たふりをし)て、お昼頃、出撃。

向かったのはマルグレーブリバー。

2時半が満潮で、スタートが1時。

満潮まで、時間があまりなく、潮も止まりかけている状態では、クイーンフィッシュなんて期待できないだろうと思い、前回、バラマンディーを逃がしてしまった岩場のバンクの前にアンカーリングして、その周辺を、

叩く、

叩く、

叩く、

沈黙。

「ここで投げてれば絶対釣れるから」、と豪語して初めてから、1時間、全くの無反応です。

ダイシ:「ホントに、ここで釣れるんですかァ?」

俺:「(ムッとしつつ)釣れるよ。」

ダイシ:「このイマカツルアー、魚がいれば、絶対にバイトしてくるはずなんですけどねェ。」

と、言いつつ逆光を浴びながら、自慢のイマカツルアーを手にして、不適な笑いを浮かべるダイシです。

が、実のところ、ダイシがこのイマカツルアーで魚を釣ったところを見たことがありません。

俺に言わせればイマカツルアーって、「いまってれないルアー」です。

過去にも、川底にひっかけたこのイマカツルアーを裸で入水して、回収してますが、そんなに価値があるとは思えません。

そして、あまりの反応のなさに嫌気がさして、足元に用意していたクイーンフィッシュ用のポッパーをちょいと反対側にキャストして、早巻きしながら、ダイシと無駄口を叩いて余所見をしているときに、突然、ゴン!!。

え、クィーンフィッシュ、いや、ちょっと小ぶりのGT?

あまり大きくはなさそうですが、いい引きしてます。

14072009-1.jpg

で、上がってきたのがこのターポン。

60センチ以上はある、丸々と太ったターポンです。

早巻きのポッパーにバイトするターポンなんて、初めて見ました。

船べりに寄ってきたときに、濁った水の中から大きな鱗がチラッと見えたときは、バラマンディーかと思いましたもの。

ここから、親父の快進撃が始まります。
バラマン爺(じい)
Posted byバラマン爺(じい)

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply