メーターオーバーのクイーンフィッシュ - その2
2009年07月05日 公開

しばらくしてもバラマンディーからのコンタクトがないので、さらにディープを攻めるつもりで、ルアーチェンジ。
そして数投後。
コン!クン、クン、クン!(また、濁点なしです。)
上がってきたのは写真のGT。
ルアーとたいしてサイズが変わらないような。
そうこうしていると、親子連れのローカルアングラーがやってきて、「どう、釣れてる?」と聞かれる。
先ほどから、何度も流心にボートを流しながら、明らかにクイーンフィッシュ狙いと思えるようなポッパーをキャスティングしていた2人だ。
「ダメだね、河口まで行ってみたけど、無反応。」と答えたら、「こっちは、朝一でメーター超えのクイーンフィッシュのチェイスが何度かあったけど、バイトしなかった。」というので、「どこで?」と尋ねると、「すぐそこだよ。」、と餌釣りのボートが陣取っている辺りを指差して教えてくれた。
ほんと、いい人です。
やっぱり川に入ってきてるんだと、納得しながら、それじゃ、どこに? と考える。
こんなに潮が引いてる状況じゃ、川の河口しか考えられないが、まだ潮も動きそうにないので、ポイントを変えて、しつこくバラマンディー狙い。
そこで釣れたのが、この2匹目のGT。

20センチ弱のマングローブジャックから始まって、2連荘でGTをゲットしましたが、だんだんサイズダウンしているような。
潮も動き始め、これから本格的に河口でクイーンフィッシュを狙おうかと思ってはみたものの、2隻の釣り船がすでに河口に陣取って、大人数でポッパーを投げてボコボコやってます。
狭い河口に、これだけ人が入ってボコボコやってると、なんか萎えてしまいますな。
それに、この干潮の時間に、ボートランプ近くのバラマンディーポイントをチェックしたいという思いもあって、この日、クイーンフィッシュは諦めて、ボートランプへ。
結局、その後、釣果なしで、午後2時頃に撤収。
10年以上も前は、クイーンフィッシュを狙ってポッパーを遠投しているようなルアーアングラーなんて見かけなかったし、その日、川の中で、クイーンフィッシュをロックオンして、潮の動きにつれて移動していけば、終日、当たりに事欠かなかった状況から較べると雲泥の差です。
以前に較べ、クイーンフィッシュの群れの数が極端に少なくなって、少ないバイトを確実にものにしないと、それっきりチャンスを逃してしまうような、かなり難しい状況ですわ。
最初にルアーで釣り上げて、魚の居場所をロックオンしてから、フライで2匹目をという、シーズン初めに立てた計画ですが、かなり難しいような気がしてきました。
それでも、また出かけますけどね。
今度は、満潮周りを狙ってみたいと思います。
え、メーターオーバーのクイーンフィッシュ、釣れてないじゃん!!と御立腹の方もあるかと思いますが、思い通りに行かないのが釣りですから。
次回に期待してくださいな。