「バラマン爺の釣り遍歴 -釣りをしながら思ったこと-」
このところのケアンズ、雨ばかりで、殆ど竿を振る機会がありません。
今年は記録的な降水量とかで、国道一号線が、ケアンズの南200キロ辺りで、増水の為通行止めになって、かれこれ10日目くらいです。
物資の移送ができないので、スーパーの生鮮品はほとんど底をついてますが、昨日、ようやく大型車両が通れるようになり、一息つけそうです。
この天気、釣りどころではありません。
このブログも殆ど放置状態ですわ。
ということで、昨日、何気に、今まで撮り貯めた写真を整理していたら、なにやら、懐かしい写真が出てきました。
そこで、印象のある写真をいくつかピックアップして、何かと釣りの話題の少ないこの雨季を乗り切ろうということに。
題して、
「バラマン爺の釣り遍歴 -釣りをしながら思ったこと-」
まず第一話は、これ。
ものの見事にフックが伸されてしまったラパラのハスキージャーク。
この出来事がなかったら、たぶん、ここまでバラマンディーを追い続けることはなかっただろうと思います。
今から10年前の出来事です。
オカッパリでバラマンディーを釣りに、いつもの防波堤に出かけたときのことです。
かなり明るくなって、その日もボウズの気配が濃厚になってきた朝の7時頃。
なにげに投げたルアーに、ゴンッ、ゴンッと当たりがあったかと思うと、突然、目の前5メートル程の深みで、確実にメーター越えのバラマンディーがジャンプ。
その姿を見た途端、完全に腰が引けてました。
それまで、せいぜい60センチ程度のバラマンディーしか釣ったことがなかったのに、それが、あろうことか、完全にメーター越えの巨体が水面から完全に体を躍らせてジャンプしたわけですから、そりゃ無理でしょ。
そのとき思ったのは、「これ、無理。」という思い。
完全に魚に呑まれてました。
このときすでに、このゲーム、完敗でした。
その後、ジャンプの3連荘(レンチャン)で、ルアーが綺麗に弧を描いて、空中へ飛んでいきました。メーターオーバーのバラマンディーのパワーが、どんなものか、経験したこともなかったし、どの程度のタックルで行けるのか、まだまだ試行錯誤の状態でしたからねえ。
同じ状況でも、今ならたぶん、なんとか獲ってやろうと、闘争心を燃やすところですが、このときは、逆に、魚に完全に舐められてました。
大きな魚を釣るには、やっぱり、それなりの経験と、絶対に獲ってやろうという闘争心が必要です。
釣りって、やっぱ、逃がしてナンボですわ。
そこでの悔しい思いが、後になって、大きな形になって現れます。
それがこれ。
それが、やがてこんな大輪の花を咲かせることになるわけですな。
釣り、続けると、きっといいことありますよ。
数々の大物を仕留めてきたあのコーラルシートリップにバジェットコースが登場。
今回のコースはGTフィッシングがメインのコースとなります。円高でかなり割安。コースの詳細は、「コーラルシーロングトリップ」のページでご確認下さい。
ツアー日程(現地日程): 6月5日~11日 6月12日~18日
詳細 : マッカイ(クィーンズランド州東岸、中部)発着、6泊7日
40ポンド(20キロオーバー)のモンスターバラマンディー。淡水魚最強のパワーファイター、パプアンバス。
パプアニューギニアでしか味わえないい醍醐味です。ベストタイドの2トリップをチョイス。コースの詳細は、「ポートモレスビー、バラマンディーとパプアンバス」のページでご確認下さい。
ツアー日程(現地日程) : 6月28日~7月2日 8月23日~8月27日
詳細 : 4泊5日、到着日、最終日は半日フィッシング、中日3日間の終日フィッシング、ロッジ泊
グレートバリアリーフのベストシーズン。トローリングで1000ポンドマーリンを、キャスティングでGTを狙います。マーリンの活性が上がらない午前中は、インリーフでGTメインのキャスティング、午後は、アウターリーフでマーリンを狙います。 メインスポットはケアンズ北部のリボンリーフ周辺。
ツアー日程(現地日程) : 10月28日~31日
詳細 : 船中3泊4日、クックタウン、もしくはリザード島発着
ケアンズのあるクィーンズランド州の中でも、最も大物バラマンディーの実績のあるウエイパ。
バラマンディー以外にツナ、GT、スレッドフィンサーモンなど、多くの魚種が期待できます。ケアンズ経由でのアクセスになります。コースの詳細は、「ウエイパ、ホテル泊、デイトリップ」のページで確認下さい。
ツアー日程(ケアンズ発着) : 9月19日~22日
詳細 : 3泊4日、ホテル泊、到着日半日、その後3日間の終日フィッシング
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