深いのはちょっと苦手
このところ、一時の雨もようやく上がり、多少パラツキはするものの、おおむね晴天です。川の濁りも少しづつ取れてきました。
といっても、本格的に釣りに出る程のコンディションでもなく、昨日の夜、時間が空いたのでケアンズのマリーナに散歩がてら、出かけてみました。
大潮の満潮で、引き始め前。ベイトフィッシュも浅瀬に入ってきて、よさそうなコンディションだったのですが、なんかいまいち。
満潮時の深度、5メートル。桟橋の上からルアーで狙うには深すぎる深度で、写真のスイムベイトを使ってみました。20分程度、桟橋周りを探ってみましたが、何の反応も無し。
もともと、深度のある釣りは、あまり得意じゃない。はっきり言って、嫌いです。
ルアーフィッシングやフライフィッシングってイメージの釣りだと思ってます。「ここにキャストして、こうアクションさせると、あそこから魚が出てきて、こうバイトして、・・・・」。
浅いところだとイメージが鮮明に描けるのですが、深さが5メートルになった辺りから、とたんに頭の中で、映像が浮かばなくなる。昨日も、ボトムすれすれを、ゆっくり、ゆっくりトレースしていて、ボトムの形状はある程度はわかるのですが、その映像の中に、魚の姿が出てこない。
5メートルの深さでこれですから、ジギングで50メートル、100メートルの世界で釣りをしていると、何も浮かばない。ボトム付近ならまだしも、それが中層を泳いでいる魚になってしまうと、完全にお手上げです。単に、底から上にジグを巻き上げて、フックに引っ掛けているだけなような。
もちろん、プロと呼ばれる人達と釣りをしていると、会話の中から、この人達は、たぶん完全に水中のイメージが描けているんだという印象を受けます。その辺りが、釣果の違いになって現れてると思います。
深いところの水中のイメージが描ければ、どの泳層でも、釣果が上げられようになるのでは。
と、そこで、とりあえず、このスイムベイトを改造です。この前のアウォンガダムのガイドのジョニーや、ティナルーダムのガイドのイアンが、やっていた、深みを探る為のスイムベイトの簡単な改造です。
中にある鉛のウエイトをニッパで切り取って、ほんの少しだけシンキングになるように調整してみました。切り口は、瞬間接着剤で塞いでおけば完璧です。これで、ある程度の深さを、かなりスローアクションで、サスペンドさせながらルアーを泳がせることが可能です。
こんど、これで狙ってみます。釣れっかなぁ?