ティナルーダム バラマンディートーナメント
先月11月9日から行われたティナルーダムでのバラマンディーフィッシングトーナメント、「BARRA BASH 2007」のフィッシングレポートです。
このトーナメント、基本的にキャッチ&キルのトーナメントで、検量場所には検量されたバラマンディーが吊るされてディスプレイされ、地元のフィッシングガイドには悪評高いトーナメントです。
このトーナメント、大人のアングラーだけでなく、ジュニア部門とか、バラマンディー以外の魚も表彰対象になったりしていて、ファミリーで楽しめる内容になっていて、内容自体はすばらしいものなのですが。
今年は、1000人余りの参加者の中で、検量されたバラマンディーのサイズは58センチから120センチで、優勝したのはケアンズ在住のアングラーで、サイズは25キロでした。
検量されたバラマンディーの数は3日間で37匹。昨年実績の80匹に較べると、かなり数が少なくなっています。主催者側は、コンディションが悪かったためといってますが、そればかりではないような気がします。
ただ、特筆すべきなのは、10ポンド、67センチのマングローブジャックがランディングされたこと。ティナルーダムにはマングローブジャックも放流されていますが、ごくまれにしか釣れません。今回、このサイズが上がったことで、将来的に、パプアンバスサイズのマングローブジャックがティナルーダムで釣れる可能性もあるわけです。そうなると、アングラーにとっては、かなり楽しい釣り場になると思います。
最近、ティナルーダムで以前ほど釣れなくなったと言われるようになり、おまけにクィーンズランド州中央部の多くのダムでもフィッシング用にバラマンディーが放流され、特にアウォンガダムは、最近、モンスターバラマンディーのメッカとして注目されるようになってきて、ティナルーダムが以前ほど脚光を浴びなくなって来ているのも事実です。
ティナルーダムのトーナメントも、地元の町興しという趣旨もあるわけで、このイベントを継続して行うためにも、いくら放流魚とはいえ、キャッチ&キルというシステムを見直したほうがいいように思います。
ちなみに以下の映像は、You Tube からペーストしたものです。最初の映像は、ティナルーダムのもので、タイトルにもあるように2002年の映像です。2つめの映像はアウォンガダムの映像で、昨年のものです。
ティナルーダムでのバラマンディーフィッシングの詳細は、こちらを確認下さい。