星野 道夫
久しぶりに、星野道夫の本を読んだ。
実は、家の猫、無断外出禁止にしていて、それでも外でカエルやトカゲを追いかけたいらしく、盛んに外に出せとせがむ。それで、1日、1時間ほど、外に出してやるのだが、その間、猫ばかり眺めていても、こちらも退屈なので、何の気なしに、本棚から星野道夫の本を取り出して、読み始めたら停まらなくなった。
結局、2冊、読んでしまった。
星野道夫の写真は、その写真の裏に「生命が誕生してから、永遠と続く時間」とか「地上の創造物の連綿と続く限りない命」とか、それ以上の何か(うまく表現できない)が感じられて好きだ。
学生の頃に読んだ藤原新也の「印度放浪」の中にある、ガンジス河の中洲で野良犬が人間の屍を食らう写真と同じ匂いがする。
そろそろ、釣りに出かけて、頭の中をクリアーにしないと。
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表現者 (Switch library) 著者:星野 道夫 |
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森と氷河と鯨―ワタリガラスの伝説を求めて (ほたるの本) 著者:星野 道夫 |